かみ合わせ

噛み合わせとは

噛み合わせは、上下の歯が接触する状態を指します。良い噛み合わせは、上下の歯の接触が均等であり、かつ顎関節、筋肉、歯、骨に負担をかけずに機能する状態です。一方、悪い噛み合わせは、上下の歯の接触が不均等であり、顎関節や周囲の組織に問題を引き起こす可能性があります。

良い噛み合わせのポイントは次の2つです。

奥歯の存在と安定した位置

良い噛み合わせを持つためには、奥歯がしっかりと存在し、安定した位置にあることが重要です。奥歯が欠けてしまったり、不安定な位置にあると、噛む力が均等に分散されず、前歯などに余計な負担がかかる可能性があります。

左右の顎運動に対する前歯の役割

良い噛み合わせでは、左右の顎運動時に前歯(特に犬歯など)がガイドとなり、側方の運動をコントロールできる状態が求められます。これにより、顎の左右運動において水平方向の力が均等に分散され、奥歯に有害な水平方向の圧力が軽減されます。前歯の噛み合わせは、奥歯を保護し、機能的な噛み合わせをサポートします。

噛み合わせの悪さが引き起こす症状

・むし歯のリスクが高い

・噛みにくくなる

・口を大きく開けづらくなる

・顎がずれているように感じる

・肩こりや頭痛が強くなる

噛み合わせ×咀嚼障害×顎関節症

噛み合わせが身体のバランスと不調和な場合、咀嚼に不満感が生じ、さらに顎関節症を引き起こす可能性があると考えられています。これらの問題を解決するためには、噛み合わせによる歯並びを改善し、顎関節の正常な機能を回復させる治療が必要です。

噛み合わせ×全身の関係

正しい噛み合わせは、頭部、首、背中、骨盤などの姿勢に影響を与えます。不適切な噛み合わせは、身体の重心を変え、姿勢の歪みを引き起こす可能性があります。肩こり、腰痛、首の痛みなどの不調により、生活に支障をきたすことも珍しくありません。当院では、噛み合わせの問題を解決するだけでなく、全身のバランスを考慮して適切な治療計画をご提案いたします。

噛み合わせのチェック

なぜ噛み合わせに違和感があるのか、また噛み合わせがずれた原因は何かを特定することが最初のステップです。噛み合わせの問題を解消するには、精密な診断と的確な治療計画の立案が欠かせません。必要に応じてセファロレントゲンや他の口腔内検査を使用して、あごの形状や歯並び、顎関節の状態などを評価します。

これにより、治療前と治療中の変化を数値的に追跡できます。

そうして特定した患者さまの噛み合わせのトラブルの問題を特定し、オーダーメイドの治療プランを立案いたします。

噛み合わせは全身の健康に影響

不適切な噛み合わせが長期間続くと、全身のバランスや姿勢にも影響を及ぼす可能性があります。噛み合わせの問題は放置せず、早期に歯科医師に相談し、適切な治療を受けることが重要です。当院では、全身の健康との関連も考慮して、適切な噛み合わせ治療をご提案しておりますので、まずはお気軽にご相談ください。

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