低侵襲治療(MI治療)

低侵襲な治療(MI治療)とは?

MI治療(ミニマムインターベンション治療)は、歯を削る量を最小限に留める治療法のことです。従来のむし歯治療では、健康な歯を過度に削ってしまうことが一般的でしたが、MI治療は虫歯部分を最小限に取り除いて修復するため、以下のメリット得ることができます。

・自分の歯をできるだけ多く残せる

・痛みや不快感が少ない治療を受けられる

・麻酔の使用量を最小限に抑えることができる

・治療への抵抗感や緊張感が軽減される

・歯を削る部分が少ないため、治療後の見た目が美しく保たれる

拡大鏡を使った治療

精密治療は、拡大鏡で視野を24倍に拡大することで、余計な部分を削ったり抜いたりすることなく、むし歯の部分のみ削ることが可能になります。また、詰め物や被せ物を製作する際には、土台となる歯を正確に捉え、高精度で合わせることができます。これにより、治療の持続性が向上し、再発リスクが低減します。

痛みを軽減した麻酔治療

電動麻酔注入器

麻酔液の注入速度をコントロールするために、電動麻酔注入器を使用します。人の手による注射の際の圧力のムラを減少させ、痛みを軽減します。

カートリッジウォーマー

麻酔薬を事前に温めるための機械です。体温と麻酔薬の温度が近いほど、痛みを感じにくくなります。冷蔵庫で保管された麻酔薬は非常に冷たいため、カートリッジウォーマーで麻酔薬を体温に近づけ、痛みを軽減しています。

表面麻酔テープ

歯ぐきに麻酔をする前に、表面麻酔を行います。これにより、歯ぐきの表面が麻痺し、針が刺さるときの痛みを軽減できます。通常のゼリー状の表面麻酔は唾液によって流れやすく、効果が限られていますが、ペンレステープと呼ばれる高効果の表面麻酔を使用することで、痛みに敏感な方にも的確に麻酔を行えます。

むし歯検知液によるできるだけ削らない治療

う蝕検知液は、むし歯に感染した歯質にのみ着色する特殊な液体です。この液体を歯面に塗布することで、むし歯の部分に色がつきます。この効果により、健康な歯質とむし歯の境目をはっきりと視認できるようになり、最小限の切削に留めることが可能になります。

さらに、むし歯の処置を行う際に見落としやすい部分も確実に検出できます。

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